DT1ノグチスペシャル・エキゾースト製作

65歳以下の人はリアルタイムで見たことないので雑誌記事くらいの知識しかない旧車モトクロッサーですが
そのヒストリーを知ることによって、この古びたバイクの価値が只ならぬものではないことを理解するでしょう。
ヤマハが市販モトクロッサーを生産してなかった60年代末期から70年にかけて行われた、ヤマハ初のトレールバイク
DT1をベースにモトクロッサーを開発する作業。
後にMX250として市販化されるモデルの初期のころの車両と思われるので現存する車両としては世界的に殆ど残ってないはず。


この車体の詳細はわかりませんが野口モータースが自発的に改造したか、またはヤマハ発動機から依頼されたか経緯は不明です。
随所にハンドワークで加工が施されていて市販車でないことは分かります。

オーナーさんから見本のプロトタイプチャンバーを2種類渡されていて形状と寸法の参考にするのですが、車体には取り付かないので
結局、新規製作の型から起こしたエキゾーストになりました。


タンク下とプラグキャップの隙間ギリギリにレイアウトして、リヤショックを逃げるカーブのテールパイプの先にサイレンサー差し込み。

左サイドカバーとフレームの狭い隙間に最も太い部分が通るため、角の部分はブラスファイバー製のカバーと接触しないように
凹ませてクリアしています。
ゴム関係は半世紀前のモノは劣化して使えないため、現行車のラバーマウントを流用してマウントしました。
AT1、YDS3Cなど近頃ヤマハ創世記のスポーツバイク用エキゾーストを手掛ける役目を与えられて光栄に思います。

Contact お問い合わせ

製作のご依頼につきましては、メールで内容をご送付ください。